瀬戸内寂聴さん お別れ会に300人 阿波踊りでにぎやかに別れ惜しむ

[ 2022年7月27日 05:00 ]

祭壇の前で阿波踊りを披露する寂聴塾の塾生たち
Photo By 代表撮影

 昨年11月9日に心不全のため99歳で亡くなった、作家で僧侶の瀬戸内寂聴さんのお別れの会が26日、都内のホテルで行われた。出版、新聞社計14社の合同主催。歌手加藤登紀子(78)、作家林真理子氏(68)ら約300人が参列した。

 参列者は、篠山紀信氏(81)が撮影した遺影にカーネーションを献花。あいさつした林氏は「先生の最大のホラは“作家は死んだら本なんか消えて忘れられる”とおっしゃったこと。全集が出版されました」と涙声。締めは生前の寂聴さんの要望により、祭壇の前で6人が阿波おどりを披露し、にぎやかに別れを惜しんだ。

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2022年7月27日のニュース