水野真紀 幼稚園教諭一種免許を取得し現在はボランティア 保育士試験も受験「働くお母さんの…」

[ 2022年7月27日 15:40 ]

水野真紀
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 女優の水野真紀(52)が27日放送のテレビ朝日系「徹子の部屋」(月~金曜後1・00)にゲスト出演。48歳で再び大学生となり、幼稚園教諭一種免許を取得するまでを振り返った。

 夫は衆院議員の後藤田正純氏で高校2年の息子がいるという水野は48歳で聖心女子大の教育学科に編入学。大学4年次の教育実習などを経て、卒業時には幼稚園教諭一種の免許を取得した。

 司会の黒柳徹子から「教育実習の期間ってどのくらい」と聞かれると、水野は「私は2週間と2週間で合計4週間を4年時の秋に行いました」と回顧。園児たちには何と呼ばれていたのかとの問いには「私は本名が由紀って言うんですけど、“ゆきせんせい”って呼ばれてました」と告白した。

 教育実習で「一番大変だったのは実習日誌を書くことなんですね」と水野。実習をしていた幼稚園は家から自転車で7分程度の場所にあったが、「家に帰って家の支度、食事とか作りまして、それが一通り終わった夜に書き出すものですから、睡眠時間平均3時間切ってたぐらい」と家事との両立で苦労したと振り返った。

 「実習日誌というのは誰が読んでもその日1日幼稚園で起きたことが分かるように、手書きで書かなくちゃいけないんですよね」と日誌も披露。「例えばこの日は幼児造形の授業で紙とはさみとのりを使ってかき氷を作るという授業だったんですけれども、はさみの指導というのも思っていた以上に子供にとっては難しい作業なんですよね。そういった指導の仕方ですとか、やったことと、配置、場所に関しても書き記さなきゃいけないので、これが定規を使ってまっすぐ書いてとか、これがやはり大変でした。子供と接している時間は本当に楽しいんですよ」とも話した。

 日誌は実習中毎日書かねばならなかったとし、「自分はこの日にこんなことをしますっていうちょっとした資料も先生に提出しなきゃいけなかったりなんですね。なので、そういった苦労の後がしっかりと残された一冊となっています」と語った。

 園児たちの反応はどうだったかと聞かれると、「ちょうどコロナの時期でしたので、マスクしてるわけですね。マスクしているとどうやら子供たちは先生たちほど若くもなく、お父さんお母さんよりも上なのかも、でもおばあちゃんじゃないよねっていう、不思議な年齢の人だったみたいですね」と苦笑した。

 卒業後は「大体月に4回ぐらいのペースでお世話になった実習園でボランティアって言う形でお手伝いをさせていただいてます」と説明。「昨年度は年少さんのクラスの補助のような形で入っていったんですけど、今年ははさみとかのり使いとかそういったことの造形の補助をすることが多いですね」と明かした。

 はさみについても「最初はぱちんて切りきる、その動きだけだったのが、途中で止めるってことを覚えたり、やがては丸を切っていくっていう段階があるんですね。自分の息子の頃はすぐに丸を切らせようとかしてたんですけど、本当に子供には成長の段階があるんだなっていうことを今改めて感じていますね」としみじみと話した。

 黒柳から「保育士試験もお受けになったんですって」と明かされると、水野は「はい。今受けておりまして、発表待ちです」と明言。「今はとりあえずお世話になった実習園で恩返しというか、そこで子供の発達と言うか育ちを見ていきたいなと思いますし、やっぱり人の成長過程を見るのってものすごく楽しいなって手応えを感じていまして、先々、働くお母さんのお手伝いになるようなことができたらいいなとぼんやりと考えています」と声を弾ませた。

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2022年7月27日のニュース