島田陽子さん 所属事務所にも重病伏せていた「こんなに早くお別れの日が来るとは」

[ 2022年7月27日 20:35 ]

1994年、照明技術者との結婚について会見する島田陽子さん
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 大腸がんによる多臓器不全のため他界した島田陽子さん(享年69)の所属事務所が27日、文書を発表した。

 事務所は「女優 島田陽子が先日入院加療中のところ、大腸癌により、7月25日にご逝去されました。突然の訃報に驚きと悲しみ、悔しさでいっぱいです。これまでご支援賜りました皆様方には、生前のご厚誼を厚く御礼申し上げます」と、報告。

 同事務所は2016年頃から島田さんのマネジメントや活動の窓口を担当していたが、「実のところ弊社は知人の報道の方からご一報戴き、亡くなられた事実を知ることとなりました」という。「数年前に病気である事を故人より告げられておりましたが、重病であった事やこんなに早くお別れの日が来るとは夢にも思ってもおりませんでした」とし、「私たちに心配かけまいと重い病であることは伏せていたのだと察します」と島田さんの心中を推察した。

 島田さんの密葬はこの日、都内で営まれ、近しい関係者ら20人ほどが参列した。

 ◇島田 陽子(しまだ・ようこ、本名中村陽子=なかむら・ようこ)、1953年(昭28)5月17日生まれ、熊本県出身。高校3年のとき、1万2000人以上の公募を勝ち抜きNET(現テレビ朝日)系ドラマ「続・氷点」にヒロイン役として出演し、デビュー。76年に菅原文太主演の映画「トラック野郎・望郷一番星」に3代目マドンナとして出演。同年、映画「犬神家の一族」でヒロイン役で存在感を示す。映画製作プロデューサーとしても活動。

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