山形住みます芸人・ソラシド本坊 古民家で農業に奮闘中…作った漫才の本数は?「それくらい忙しい」

[ 2022年6月23日 12:48 ]

 お笑いコンビ「ソラシド」の本坊元児(43)が、22日配信のABEMA「2分59秒」(水曜後9・00)に出演し、山形での生活について語った。

 「あなたの街に住みますプロジェクト」の一環で、相方の水口靖一郎と、18年から「山形県住みます芸人」として活動している。東京で活動していたころはお笑いの仕事に恵まれず、8年間、工事現場でアルバイトの日々。山形の話が舞い込んだ時には、「やっとこれで仕事辞められるわと思ったのと同時に、これで売れへんのやな」とも感じたという。それでも、「(千原)ジュニアさんとか、売れている芸人が経験していないことをいっぱい経験して、そのエピソードで東京のテレビに出てやんねん」と、覚悟を決めて山形へ移住した。

 言葉の壁に苦労しながらも仕事を続けていたが、新型コロナウイルスの感染拡大によって、山形でのアルバイトを解雇に。そんな時、地元の農家が畑付きの古民家を月100円で貸してくれることになったという。「こんなの経験でけへんと思って、自給自足しようと農業を始めた」。最初はほうれんそうの芽を抜いて雑草を育ててしまうなど、失敗もあったが、徐々に軌道に乗り出したという。「にんにくを3500本。めちゃくちゃうまいですよ。大根700本作って、漫才は1本しか作ってません。それくらい忙しいです」と笑わせた。

 1人での作業のため、収穫時期は大忙し。そのため、コンビ結成20周年の際には「大根収穫祭」と題し、漫才をやらずに客と農作業をし、収穫した野菜で料理を作って楽しんだという。「2人しか来なかったんですけど、おいしいっておもろいのやって。漫才するより全然笑うてました」と振り返っていた。

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2022年6月23日のニュース