「相棒」に亀山薫が帰ってくる!「初代」寺脇康文14年ぶり復活に水谷豊も喜び 10月開始、シーズン21

[ 2022年6月23日 05:00 ]

テレビ朝日「相棒」で約14年ぶりにタッグを組む主演の水谷豊(左)と寺脇康文
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 テレビ朝日「相棒」(水曜後9・00)に、主演の水谷豊(69)演じる杉下右京の初代相棒役を務めた俳優寺脇康文(60)が帰ってくる。シーズン21が10月から放送されることが決定し、以前と同じ「亀山薫」役で、右京と約14年ぶりにタッグを組む。寺脇は「仮面ライダー1号が帰ってきたように、相棒1号も帰ってまいります!“シン亀山薫”です!」と力強く語った。

 「特命係」に所属する警視庁の警部・右京が、相棒とともに事件を解決する物語。寺脇演じる薫は2000年のプレシーズン第1弾から、08年のシーズン7まで出演した。曲がったことが大嫌いな熱血漢で、深緑色のフライトジャケットがトレードマーク。高校時代の友人の死をきっかけに、不正がまん延する南アジアの小国・サルウィン(架空の国家)に移住したため特命係を離れていた。

 番組卒業後は回想シーンなどで登場したが、直接連絡を取り合うなどのシーンは皆無で、他作品でも共演はない。なぜ再起用されたのか。局関係者によると「水谷さんにとって相棒は愛情深い作品。今年70歳の節目に、原点回帰を図ったようだ」という。また、寺脇と岸谷五朗(57)の演劇ユニット「地球ゴージャス」の代表作で、今年7月に3度目の上演となる舞台「クラウディア」に寺脇は出演しない。制作関係者は「毎年2人で演出、出演をしていた。相棒に向けて準備していたのでしょう」と語った。

 冷静沈着な右京と猪突猛進の薫のやりとりが人気を集め、水谷も「亀山くんが帰ってくる」と喜んでいる。長い月日を経て、薫は成長したのか。寺脇は「サルウィンに渡った薫ちゃんが、どうやって戻ってくるのか。楽しみに待っていてください!」とファンに呼び掛けた。

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