北別府学さん 佐々木朗を擁護「野球界の至宝を審判の方も一緒に見守りましょうよ」

[ 2022年4月25日 12:29 ]

北別府学氏
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 広島ひと筋にエースとして通算213勝を挙げた野球解説者の北別府学さん(64)が25日、自身のブログを更新。ロッテ・佐々木朗希投手(20)が判定への態度について球審の白井一行審判員(44)に詰め寄られたことに言及。佐々木朗を擁護した。

 佐々木朗は24日、オリックス戦に先発し、5回6安打2失点で開幕3連勝を飾ったが、2回には白井球審から判定への態度について詰め寄られる場面があった。

 北別府さんは「ボールの判断に対して佐々木投手の不満顔なんて可愛いもんだよ」と佐々木朗を擁護。自身の現役時代を振り返って、「私なんて球審に見えないように後ろを向いて くそっ!ボケッ!と暴言吐いていましたからね それがテレビに何度大写しされたことか」と振り返った。

 また、「私が投げていた当時は球審ももっと厳格に審判をされていたように思う しかし、厳格な球審に技を磨かせてもらったという感謝もあります」と回想。「こっちもストライクと思い投げた球をボールと判定された際 私は意地になり続けて同じコースに投げたりしていました」と明かし、「もうそんな時はバッターより 投手vs球審ですよ」と伝えた。

 北別府さんは「どうか佐々木投手は球審を自分のペースに巻き込んでやるぞという気概をもって 萎縮することなく技術だけでなく気持ちも負けずにさらに大きくなってもらいたいと思います。審判にドヤと思わせるような投球をしていけば良いんだよね」と佐々木朗にエール。「彼のおかげで今年も野球が面白いからね。この野球界の至宝を審判の方も一緒に見守りましょうよ」と呼びかけた。

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