永瀬拓矢王座が藤井聡太棋聖への挑戦権獲得 決定戦で渡辺明名人を158手で下す

[ 2022年4月25日 19:33 ]

挑決で渡辺名人を下し、藤井棋聖への挑戦券を手にした永瀬拓矢王座が5番勝負への抱負を語る(撮影・我満 晴朗)
Photo By スポニチ

 将棋の第93期棋聖戦は25日、東京都渋谷区の将棋会館で挑戦者決定戦を行い、後手の永瀬拓矢王座(29)が渡辺明名人(38)=棋王との2冠=を158手で下した。永瀬は6月開幕の棋聖戦5番勝負で藤井聡太棋聖(19)=王将、竜王、王位、叡王含む5冠=に初挑戦する。

 タイトル戦で初顔合わせとなる両者は過去10局の対戦で藤井の7勝3敗。しかし直近の2局(21年11月24日=ALSOK杯王将戦挑戦者決定リーグ最終局、22年1月16日=朝日杯準々決勝)は永瀬が連勝を飾っている。

続きを表示

2022年4月25日のニュース