秀岳館高サッカー部・段原一詞監督 涙を浮かべて謝罪「私が責められるのは全然、大丈夫です」

[ 2022年4月25日 10:42 ]

日本テレビ社屋
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 熊本県八代市にある私立秀岳館高・男子サッカー部監督の段原一詞氏が25日、日本テレビ系「スッキリ」(月~金曜前8・00)に出演。同部をめぐっての一連の出来事について、謝罪した。

 同部をめぐっては、指導者が部員の生徒に暴行する動画が撮影されていたことが判明。秀岳館高によると、20日夕、匿名の電話があり、動画の存在を把握。サッカー部に事実確認を指示した。21日に県警が指導者と生徒ら3人に話を聞いたため、学校としての調査は進んでいないと説明。「誠心誠意、対応する」としている。

 また、22日には同部の公式ツイッターに部員とみられる生徒11人が登場する謝罪動画を投稿。しかし、翌日には動画は削除され、理由については「自分達が伝えたいこと、保護者やサッカー部を応援してくださっている皆様に知ってほしいことを自分達が発信することによって聞いてほしくて出した動画が結果的に学校や監督、コーチに対して迷惑がかかる形になってしまい削除の運びとなりました」と説明していた。

 MCを務める加藤浩次は「SNSの恐ろしさというか、いろんな所に波及してしまうのだということが今回の件で分かりました」とコメント。段原監督に向けて「今回の件を僕は、プラスに捉えて絶対にそれが起こらないように学校側、生徒、監督も含めてですね、またさらに良い形にして、良いサッカー部、良い部活にしてもらいたい。これはマイナスに捉えるのは簡単なんだけど、次に変わる良いきっかけだと思ってます」とメッセージを送った。

 最後に段原監督は「この度は大変、ご迷惑をおかけいたしまして申し訳ありませんでした」と謝罪。「その上で、このことに関する責任は我々、大人にあります。子供たちはこの騒動の中、未来に向けて、もう第一歩を踏み出そうとしています。私が責められるのは全然大丈夫です。しかし、子供たちが進むためにはコーチの力たちの力も必要なんです」と目に涙を浮かべ、訴えた。

 最後には「我々、学校としては研修プログラムを充実させて今後、こういったことがないようにやってまいります。本当にこの度は申し訳ございませんでした」と再び、頭を下げていた。

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2022年4月25日のニュース