加賀まりこ　俳優山本圭さんを追悼「優しくて…紳士で、それはずっと変わりませんでした」

加賀まりこ
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　ドラマ「若者たち」やシェークスピア劇などで活躍した俳優の山本圭（やまもと・けい）さんが3月31日午前9時20分、肺炎のため死去した。81歳。大阪府出身。所属事務所が25日に発表した。通夜・告別式は、遺族の意向で近親者だけで執り行った。喪主は長女慧美（えみ）さん。

　悲報に接した女優の加賀まりこ(78)が追悼コメントを発表した。

　山本さんとは一時同じ事務所に所属。「本当に優しくてまじめな方でした」と人柄を偲んだ。

　川端康成の原作を篠田正浩監督が映画化した「美しさと哀しみと」（1965年公開）で共演しており、「私の相手役を演じてくれましたが、その時から紳士で、それはずっと変わりませんでした」。最後の共演作品は2020年3月まで放送されたテレビ朝日ドラマ「やすらぎの刻～道」で、「作品への向き合い方、姿勢は素晴らしいものがありました」と悼んだ。