笠松将 エキストラ同然の扱いにやる気喪失 救ってくれた先輩俳優「僕からしたら光」

[ 2022年2月7日 11:08 ]

俳優の笠松将
Photo By スポニチ

 俳優の笠松将(29)が6日放送の日本テレビ「120秒のターニング映画(シネマ)」(日曜後9・54)に出演。人生のターニングポイントを語った。

 昨年は大河ドラマにも出演した、いま注目の若手俳優。しかし、デビューして間もない頃は、オーデションでつかんだ役にもかかわらず、エキストラ同然でやる気を失いかけていた。

 腐りかけていた笠松に主演だった高良健吾だけは気に掛けてくれた。役者だというプライドがどうしても捨てきれない笠松に、高良は「いまどれだけ苦しくても全力でやっていれば、これから楽しいこと待っているから。楽しいことあったらさ、その番号にかけて教えてよ」と電話番号を書いた紙を手渡してくれたという。笠松は「ありがとうございます」と頭を下げ、小さなプライドを捨て、どんな役でも全力でやろうと決めた。

 「初めの頃は、エキストラの方とひとまとめにされるのがすごく悔しくて…」と振り返る笠松。「高良さんが現場で声をかけてくださったんですね。『困ったことあったらご飯行こう』とか、『いつでも相談して』って言ってくれて、すごい助かりましたね」と話し、「僕からしたら光ですよね」としみじみ。しかし最後には「毎度『ご飯行こう』って言ってくれるんですよ。でも1回も行ってない…」と告白した。

続きを表示

2022年2月7日のニュース