マツコ「昔よりデリケートよ」　結婚報告で友人が離れていく現象に「したいけどできない人もいっぱいいる」

マツコ・デラックス
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　タレントのマツコ・デラックス（49）が7日、月曜コメンテーターを務めるTOKYO　MX「5時に夢中！」（月～金曜後5・00）に生出演。結婚報告をすると友人が離れていく現象について私見を語った。

　事の発端は、昨年11月に結婚発表した番組レギュラーのタレント、ガウ（39）が友人に結婚報告したところ「（すごく親しかった友人が）5人ぐらい減った。浮かれ過ぎたのか分からないんですけど『幸せそうで良かったね』『あんなこと言ってたのにね』みたいな感じで言われて。『信用できなくなった』とか」と冷たい態度を取られて疎遠になったことを以前の番組内で明かしたことだった。

　そこで、今回は結婚報告を機に友人関係をこじらせない方法を番組が調査。成婚率8割を誇る婚活アドバイザーの植草美幸さんによると、ガウが「もらっちゃったぁ！」などと友人に婚約指輪を見せつけた行動は「報告の仕方が良くないね。それは感じ悪い」そうで「人の気持ちを考えなさすぎちゃった」と指摘した。「今の日本の社会背景とズレちゃった。平成10年ぐらいまでは専業主婦の時代が多かったんです。みんなが花束をくれて『おめでとう～っ！！』（拍手）ってやってたんです。そんな時代はもうない。こっそりと『私、結婚しますので名前が変わります』とか『社内では旧姓で仕事をしますので内緒にしてください』っていう時代なんです」とし、結婚しない人が増えた現代の“幸せアピール”は仮に仲良し同士であっても“時代錯誤”と断じた。

　では、友人との関係をこじらせない結婚報告とはどうすればいいのか。植草さんはまず下準備として「本来は結婚する前にいついつからお付き合いをしていた誰々さんと、もしかしたら結婚するかも…っていうような感じで言っておけば良かったかもしれないですね」とし、友人に結婚報告をする場所はカフェが無難、仲良しが複数いても1対1で丁寧に、話に集中しやすいようにケーキなどは注文せずお酒ではないドリンクのみを注文、自分が先に結婚して「ごめんね」などは絶対NGワード、一生懸命婚活してようやく相手が見つかった…といった苦労話から始めるとうまくいきやすいといったことが紹介された。相手に不快な思いを抱かせる「一足お先に」「夫の友達紹介するね」などもダメなパターンだそうで、婚約指輪も見せつけるどころかダイヤモンドなどの石の部分が見えないよう内側に回しておくなどの配慮も必要とか。結婚は楽しいことだけではないため不安を感じている、だから「見守ってね」などというと応援してもらえることが多いという。

　VTR中に「婚約指輪はしない方がいいよね」などと言いながら見ていたマツコは「やっぱり、今、晩婚化じゃん。で、中にはさ。『絶対結婚なんてしないわ』って自分ではっきり決めている人はいいけど、本当はしたいけどできない人もいっぱいいるわけじゃん？で、集まるわけじゃん。そこはやっぱり昔よりデリケートよ」としみじみと話していた。