久住英二院長「同じ土俵で比較してはいけません」 みなし陽性導入後の感染者数、実例付きで説明

[ 2022年2月7日 21:53 ]

 新型コロナウイルス感染患者の対応にあたりながら、テレビ朝日「中居正広のニュースな会」(土曜正午)などのテレビ番組に出演している「ナビタスクリニック」(新宿・立川・川崎)の久住英二院長(48)が7日、自身のツイッターを更新。新型コロナウイルスの「みなし陽性」について、医療現場での実例を挙げて説明した。

 「今日は5人家族がかぜ症状で受診」とした久住院長は「代表して熱の一番高い方を抗原検査→陽性」「他の4人の方は『みなし陽性』と診断しました」と続けた。

 その上でさらに投稿を続け「これ、1人だけ受診して陽性なら、陽性者1人という報告となります」とし「『ご家族は検査受けなくてもコロナと考えてもらって良いですよ』と説明し、みなし陽性者として報告されない」「なので、みなし陽性導入前後の感染者数を同じ土俵で比較してはいけません」とつづった。

 久住院長は3日にはツイッターで「『みなし陽性者数』報告の愚」と書き始めると「そもそも、家族で1人感染者がでた場合、『ほかのご家族で同じような症状の場合、ほぼほぼコロナですから、辛くなければ受診しなくて良いですよ』と説明している」とし「なので、みなし感染者は、実際には何倍もいる」「こんな数字、何の意味もない」とつづっていた。

 また、この日は、政府が東京など13都県に出ている「まん延防止等重点措置」について3週間程度の延長を検討しているというニュースを貼り付けた上で「園や学校で感染が拡がっているのに、飲食店だけ時短しても意味が無い」と医療現場からの“生の声”も記している。

続きを表示

2022年2月7日のニュース