東京、新規感染者2万679人　第6波の水→木曜で初の減少に「ピークアウト開始の傾向？」期待も

　東京都は3日、新型コロナウイルス新規感染者数が2万679人確認されたと発表した。重症者は8人増えて38人、死亡者は4人、病床使用率は53・1％だった。

　2日連続の2万人超えとなったが、2日の2万1576人と比べ、897人の減少。曜日別で見ると、水曜日と比較して木曜日が減少したのは、第6波では初めてとなった。そのためか、SNSにはピークアウトへの希望的観測も上がった。

　ツイッターには「あれ、東京昨日より少ない...ピークアウト？」、「東京は減ってよかった。もうピークアウトしたな」と、気の早い投稿もちらほら。さらに、「東京のコロナ感染者数、先週までは月火水木金と増えていたのが、今週は水曜日よりも木曜日の方が下がっているね。ピークアウトが近づいているのか？」、「東京都の感染者、週で最も多い魔の木曜ながら、昨日より少ない。実は前日比較が明らかに減る土日比較と日月比較を除いても、1/26頃から減る日も出ている。ピークアウト開始の傾向？」と、数字を分析するツイートも見受けられた。

　医療のひっ迫、重症者の増加など、依然として予断を許さない状況には変わりないものの、右肩上がりだった第6波の感染者数に初めて陰りが見えたのは事実。多くの専門家は、来週にもピークアウトするとの見通しを示している。