古市憲寿氏 バイデン米大統領のウクライナ巡る東欧への米軍増強に「お互いのけん制だけで済めば」

[ 2022年2月3日 09:02 ]

フジテレビ社屋
Photo By スポニチ

 社会学者の古市憲寿氏(37)が3日、フジテレビの情報番組「めざまし8(エイト)」(月~金曜前8・00)に出演。バイデン米大統領が、緊迫するウクライナ情勢を巡り、ロシアの脅威を抑止するために東欧の北大西洋条約機構(NATO)加盟国の駐留米軍を3000人規模で一時増強するよう指示したことに言及した。

 ウクライナ国境地帯でのロシア軍増強の動きに関し、米軍部隊の大規模派兵は初めて。NATO加盟国でロシアに最も近い東端を構成する国のうちポーランドとルーマニアが増派先となる。カービー国防総省報道官は記者会見で増派理由の一つに「ロシアのプーチン大統領が部隊を増強し続けていること」を挙げた。同時に「ウクライナで戦う部隊ではない」とし、NATOの集団防衛義務に基づく措置だとの考えを強調した。

 MCの谷原章介に「この軍事力が部分的な衝突でも偶発的に起こらないことが一番僕らが望むことですよね」と聞かれた古市氏は「そうですね。第二次世界大戦以降っていうのは、いわゆる大規模な軍事衝突っていうのはどんどん減る傾向にはあるんですけれども、小規模な衝突っていうのは世界でたくさん起こっているんですね。今回もお互いのけん制だけで済んで武力衝突までいかなければいいなってことは思いますね」と自身の思いを話した。

続きを表示

2022年2月3日のニュース