「カムカムエヴリバディ」3日放送再開 見どころは深津絵里&オダギリジョー

[ 2022年1月2日 10:00 ]

連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」で共演する深津絵里とオダギリジョー(C)NHK
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 NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」の放送が3日に再開する。

 今後の見どころは、女優の深津絵里(48)が演じるヒロイン・るいと俳優のオダギリジョー(45)が演じるトランペッター・ジョーの関係。制作統括の堀之内礼二郎チーフプロデューサーは「深津さんとオダギリさんに、改めて、ほれ直していただける話になっている」と強調する。

 舞台は1960年代の大阪。るいはクリーニング店の店員。ジョーはジャズ喫茶で演奏するトランペッター。昨年12月28日放送の第42回は、るいが初めてジョーの演奏を聴く場面で終わっている。

 堀之内氏は「これから、当時のジャズの世界が広がっていく。ストーリーとして自然に演奏シーンがある。そこで、るいが前に進んでいくための緻密なストーリーがより濃厚に描かれていく」と説明する。

 大阪編の出演者は、オダギリをはじめ、ジャズ喫茶に通う女子大生・ベリー役の市川実日子、ミュージシャン・トミー役の早乙女太一、クリーニング店の店主・平助役の村田雄浩、平助の妻・和子役の濱田マリら。

 堀之内氏は「深津さん、オダギリさん、市川さん、早乙女さんのカルテットは1960年代の若者たちのドラマ。村田さんと濱田さんの家族の周りには大阪の人情の温かさがあり、すてきなシーンが描かれていく」と話す。

 物語の最重要点は、母親と決別し、心に深い傷を負ったるいが癒やされるのかどうか。るいに深く関わっていくことになるジョーの役割は極めて大きい。深津とオダギリの芝居の魅力を存分に味わえる展開になりそうだ。

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2022年1月2日のニュース