紅白史上初「実家出演」した藤井風 「ガチ実家ですからね」 矯正器具外さず出演したことも明かす

[ 2022年1月2日 20:47 ]

第72回NHK紅白歌合戦に出演し笑顔を見せる藤井風(撮影・河野 光希)
Photo By スポニチ

 「第72回NHK紅白歌合戦」に故郷・岡山の実家から初出場し、大きな反響を呼んだ藤井風(24)が2日、自身のYouTubeで「HAPPY NEW YEAR 2022 - ねそべり紅白」を生配信し、紅白の舞台裏などを明かした。

 藤井は史上初となる「自宅での出演」で驚かせた後、会場に姿を現す二重のサプライズ演出で注目をさらった。1曲目の「きらり」を歌い終え、自らカメラの向きを変えると、一見部屋着のような衣装で、会場の舞台袖から歩いてステージに向かう藤井の姿が。岡山から東京までワープしたような演出に、何も聞かされていない司会陣も、審査員もビックリ。そしてピアノの弾き語りで「燃えよ」を歌った。

 この演出に「自宅ではなく、セットじゃないか?」という声があったという藤井は「これリアル実家ですからね。ガチ実家ですからね。ちょびっと小ぎれいにしてもろただけ」と一部の声を否定。「実家で収録をさせてもろて、そっから服で(カメラを)暗くして、そっから国際フォーラムへワープするという凄い演出を提案していただきました」と振り返った。

 また「本番中は緊張していない。本番中に緊張せんでええように、事前にひたすらシミュレーションとか、ガチな本番のような想定で。そこで緊張しきろうと思って。本番緊張せんように。本番始まる数時間前が一番緊張しとった」と明かした。

 さらに「燃えよ」の演奏時には歯の矯正器具を取り忘れていたことも告白。「外れんワイヤーじゃのうて、取り外しができるような矯正装置に、歌うためにしてもろうたのに、肝心な時に矯正装置つけたままでした。どんだけ緊張しとんねんいう話で。それも気にならないくらいには緊張していました」とカミングアウトした。

続きを表示

2022年1月2日のニュース