豊島将之竜王が46手目を封じ手 竜王戦7番勝負第3局、藤井聡太3冠は勝てば最年少4冠王手

[ 2021年10月30日 18:36 ]

第34期竜王戦七番勝負第3局 初手を指す藤井聡太三冠(左)と豊島将之竜王(代表撮影)
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 豊島将之竜王(31)に藤井聡太3冠(19)=王位、叡王、棋聖=が挑む将棋の第34期竜王戦7番勝負第3局は30日、福島県いわき市の「新つた」で第1日を行い、午後6時22分に後手の豊島が46手目を封じて指し掛けた。

 両者の対局は直近の竜王戦第2局まで相掛かり戦法が6局続いたが、この日は先手の藤井が角換わりを指向。ともに右銀が前線に進出する相早繰り銀の戦いとなった。

 藤井は午後から持ち時間(各8時間)を積極的に消費。指し掛け直前には豊島と2時間以上の差がついたが、その豊島が封じ手に費やした時間は1時間14分。ここが勝負どころと捉えたかのようだ。

 これまでのシリーズ成績は藤井の2勝、豊島の0勝。第2日は31日午前9時に再開する。

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2021年10月30日のニュース