【来週のカムカムエヴリバディ】第1週 日本のラジオ放送開始日、岡山の和菓子屋でヒロイン・橘安子誕生

[ 2021年10月30日 13:00 ]

連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」第1週は「1925-1939」。御菓子司『たちばな』の縁側で遊ぶ、安子(網本唯舞葵・左)と算太(濱田岳)(C)NHK
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 女優の上白石萌音(23)が1人目のヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」(月~土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)は11月1日にスタートする。

 上白石&深津絵里(48)&川栄李奈(26)がヒロインを務める朝ドラ通算105作目。ヒロイン3人は朝ドラ史上初。2007年後期の名作「ちりとてちん」を手掛けた藤本有紀氏によるオリジナル脚本。ラジオ英語講座と3世代の女性による100年のファミリーヒストリーを描く。安子(上白石)の物語は日本でラジオ放送が始まった1925年(大正14年)の岡山から、安子の娘・るい(深津)の物語は62年(昭和37年)の大阪から、るいの娘・ひなた(川栄)の物語は昭和40年代の京都から始まる。

 岡山市の和菓子屋に生まれた安子は、あんこが大好きな心優しい素直な女の子。激動の世の中を懸命に生き抜いていく。

 主題歌は森山直太朗(45)が作詞・作曲し、AI(39)が歌うオリジナルソング「アルデバラン」。語りは俳優の城田優(35)が務める。

 第1週(11月1日~11月5日)は「1925―1939」。

 1925年3月22日。日本のラジオ放送開始と時を同じくして生まれたヒロイン・橘安子(上白石)。岡山にある和菓子屋であんこの甘い香りに包まれて成長した安子は、繊維会社の跡取り息子で、商科大学に通う青年・雉真稔(松村北斗)と出会う。偶然、稔が英語を話せることを知った安子は、教えてもらったラジオ英語講座で英語を勉強し始める。英語への思いと稔への恋心を募らせていく安子は、ある日、幼なじみで稔の弟の勇(村上虹郎)から「あんころ屋の女では兄と釣り合わない」という言葉を浴び、想いをあきらめようとするが…。

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