田崎史郎氏 岸田文雄新総裁の人事に「1番象徴的なのは二階さんの関係者が一切いない」

[ 2021年10月1日 13:14 ]

東京・赤坂のTBS社屋
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 政治ジャーナリストの田崎史郎氏が1日、TBS「ひるおび!」(月~金曜前10・25)に出演。自民党の岸田文雄総裁による党四役などの人事について言及した。

 岸田氏は1日午後に臨時総務会を党本部で開き、幹事長に甘利明税制調査会長(72)を起用するなど党四役人事を正式決定し、新執行部が発足。閣僚人事では、官房長官に松野博一元文部科学相(59)を起用する方針。党四役には、甘利氏のほか、総務会長に衆院当選3回の福田達夫議員(54)を抜てき。政調会長には総裁選で争った高市早苗前総務相(60)、選対委員長に遠藤利明元五輪相(71)を充てる。

 田崎氏は「今回の人事見ていて1番象徴的なのは二階さんの関係者が一切いない。これ見事なもんですよ」と二階俊博幹事長について触れ、「権力っていうのはこういうことなんですね、権力移譲っていうのは」と自身の見解を述べた。MCの恵俊彰(56)が「勝ち馬に乗るっていう流れがずっとありましたけど、それは断ち切れたってこと?」と聞くと、「勝ち馬に最終的には乗らざるを得なくなったんですけど、全然その過程で主導権を発揮していないんですよね、二階さんは」と指摘。恵が「もう時すでに遅しで、二階派が乗っかった時には細田派も来ているし竹下派も来ているし手柄じゃないよっていう状況だったんですね」と言うと「そうそう」とうなずいていた。

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