今田耕司 13年続いたMC番組最終回に「良い事しかなかった番組。もてました」

[ 2021年10月1日 11:54 ]

今田耕司
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 日本テレビ系「アナザースカイ」(木曜深0・59)が9月30日深夜、最終回を迎え、MCを務めるお笑いタレント今田耕司(55)が番組を振り返り、心境を語った。

 「アナザースカイ」は「第2の故郷」「憧れの地」をテーマにゲストの人生を掘り下げていく紀行トークバラエティー。13年間、667話を放送した番組の最終回は、今田に密着。今田は番組について「13年ってなかなかテレビ番組で続かないんでそんなに。そう考えると凄いですね」と感慨。続いた秘けつとして「ゲストの方でしょうね。ゲストの方のお仕事以外で見せて頂ける一面と言うか、その人の生き方であったり、こだわり、考え方であったりというのは、アナザースカイでしか語っていただけないこともたくさんあったんじゃないでしょうかね」。さらに「旅っていい意味でちょっと油断してはるときに、ぽろっと(本音が)出ちゃうって言う」と続けた。

 また「印象的なのはゲストで収録に来た人が、スタッフさんと仲良くなってたりとか、『本当ロケ楽しかったわ』ってオフで言うじゃないですか。そんなん僕も嬉しいし、鼻高いんですけどね」と今田。「あと、オンエアしてから反響が凄かったです、みたいなのを言われるときがありましたわ。そっちも嬉しかったですね。出ていただいてるのに、逆に感謝されるみたいなこともありましたね。『いつか出たいです』とか」とも話した。

 番組の終了を聞かされた時の心境については、「うわー来たか!という感じもちょっとありましたね」と明かした。「苦労は知ってたんでね。ロケも(コロナ禍で)行けなかったりとか、海外はもちろんのこと、国内も県をまたいで行けないとか。緊急事態(宣言)も何回も出たりとかで。火を消さずに、何とかここを乗り切ろうという感じはしてただけに…。今までとは全く違う最終回を迎えてますよね」と淡々と話した。

 最後のスタジオ収録前に抱負を聞かれると、「そんな気がしなくてね。ちょっと前くらいから番組が終わる時って、発表するじゃないですか。この番組って本当に急やったんで。皆が一堂に会して思い出語ろうとかでもない、潔いいくらい普通の収録じゃないですか。終わってからじゃないですか。隔週で(スタジオに)来てたんが、ないんや月曜日、みたいな感じやと思いますよ」と強調。スタジオでは「恥ずいよ」と照れながらも、番組の決めゼリフも収録。「ここが僕のアナザースカイ、アナザースカイです」と語り、「最後やから」と「アナザースカイ」を2度言ったとした。

 収録を終えると、「いや、楽しかったですね」と笑顔。最後に「今田耕司にとって、アナザースカイとは」との質問を振られると、「僕にとってアナザースカイは良い事しかなかった番組ですね。出会いも含め、海外にも旅行に行け、しかも、もてました。多少」と話した。「私、アナザースカイ本当好きなんです」と話しかけられることが多かったとし、「視聴者の皆さんの愛があって、それがテレビ局にも代理店にも皆さんにつながっていったというのがあるので、本当に感謝いたします。ありがとうございました。では、私は旅立ちます」とにこやかに締めくくった。 

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2021年10月1日のニュース