江崎マサルさん コロナ死 55歳、「ハイパーヨーヨ」音楽プロデューサー

[ 2021年9月7日 05:30 ]

江崎マサルさん訃報を伝える公式サイト(公式サイトから)

 女性ヒップホップデュオ「hy4―4yh(ハイパーヨーヨ)」のプロデューサーで音楽家の江崎マサル(えざき・まさる、本名江崎博洋=えざき・ひろみ)さんが先月31日、新型コロナウイルスによる肺炎のため、静岡県藤枝市内の自宅で死去した。55歳。静岡県出身。自宅療養中だったが、容体が急変した。葬儀は近親者で済ませた。

 江崎さんの家族によると、仕事先の関係者の新型コロナ感染が確認され、江崎さんも先月28日にPCR検査で陽性が確認された。軽症で酸素飽和度も正常範囲だったため、自宅療養を選択。保健所の健康観察には31日まで返答していた。

 しかし、31日の夕方ごろからLINEに既読がつかなくなり、今月1日の朝に自宅を訪れた家族が倒れている江崎さんを発見した。死亡推定時刻は31日夕。ワクチンは未接種で、基礎疾患はなかった。

 江崎さんはAKB48や同グループの派生ユニット「渡り廊下走り隊7」、織田裕二らに楽曲提供。舞台音楽やゲーム音楽、CM作家として活動していた。

 関係者は「後日、所属アーティストによる追悼ライブイベントを催したい」としている。

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2021年9月7日のニュース