「ルパン三世」次元大介役声優、小林清志が勇退 唯一オリジナルキャスト 放送50周年節目に“銃を置く”

[ 2021年9月7日 05:30 ]

声優の小林清志
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 人気アニメシリーズ「ルパン三世」の次元大介役を1971年の開始時から務めてきた声優の小林清志(88)が勇退することが6日、分かった。唯一のオリジナル声優として長年出演してきたが、高齢を理由に卒業が決定。放送50周年の節目で次元の声が変わることになった。

 10月9日から日本テレビで50周年を記念した新シリーズ「ルパン三世 PART6」(土曜深夜0・55)の放送が始まる。声優は未発表だが、小林は出演しないことが決まった。新たに別の声優が次元を演じる。

 勇退の大きな理由が88歳という年齢。アニメ関係者は「小林さんは可能な限り次元役を続けていきたいという思いは持っていた。ただ、長時間のアフレコを何度も行うことは体力的にも大変。現実的に続けることが難しくなったそうです」と話した。

 主人公ルパン三世の相棒で、射撃の名手である次元。小林は、無口で銃の達人というところからイメージを膨らませ、ダンディーに見えるように声を作り上げた。年齢を重ねても発声に必要な腹筋を鍛え、50年にわたり役を守ってきた。19年公開の劇場版の舞台あいさつでも「もう少しやらせてもらいたい」と意欲十分だった。

 人気アニメは声優を交代することが難しい。アニメ関係者は「視聴者は聞き慣れた声優の声でキャラクターを見ている。作品の人気が出れば出るほど、声優の交代は困難になる」と明かした。

 特に長寿のルパンシリーズは、キャラと声の浸透度が高い上、劇場版の名作「ルパン三世 カリオストロの城」が今も2~3年に1度のペースでゴールデン帯で放送されている。今回の声優交代で主要キャラクターの声が「カリオストロの城」と新シリーズですべて異なることになり、アニメ関係者は「かなり難しい決断だったと思うが、小林さんの体調と作品の今後を考え、このタイミングで踏み切ったのでしょう」とした。後任の声優を含め、近く正式に発表される。

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