古川高晴 アーチェリー史上初の快挙も…次回は「金」挑戦を宣言 柔道3連覇の野村忠宏氏から得た意識

[ 2021年9月7日 09:30 ]

古川高晴(AP)
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 東京五輪のアーチェリー男子団体と個人で銅メダルを獲得した古川高晴(37=近大職)が、6日深夜放送のカンテレ「こやぶるSPORTS超」(月曜深夜0・25)に出演。今後の目標について、金メダル獲得を明かした。

 個人と団体でのメダル獲得は日本アーチェリー史上初のことだが、古川の心に満足感はなかった。あるのは、「金メダルを目指すための練習をしていなかった」という思い。それは五輪開催前に、柔道で3連覇を達成した野村忠宏氏(46)と会談する機会があり、芽生えた感情だという。

 「柔道の方々はメダルを目指しているのではなく、金メダルを目指している。金メダルを獲るための練習や行動をずっとされていて、それと比べると僕はメダルを目指すことしか、していなかった。今後、僕も金メダルを獲るための練習、行動をしていかなければいけないのかなと思いました」

 MCでお笑いタレントの小籔千豊(47)は「もう、歴史に名が残っているのに」と感心しつつ、練習内容を変えるのかと尋ねると、古川は「意識ですね。金メダリストは、こういう練習をするだろう。世界の1位になる人は、こういう意識で練習をする、とずっと心がけていれば、ちょっとしんどいときでも帰ろうかなと思って、“金メダリストが帰るか、帰らないか”を考えたりとか、しますね」と説明。次回以降の五輪を見据える姿に、小籔も感嘆していた。

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2021年9月7日のニュース