コロナ感染の小堺翔太 自宅療養から回復「これで軽症か…と何度も」「このまま治らないのかもしれないと」

[ 2021年8月23日 09:12 ]

小堺翔太
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 新型コロナウイルスに感染し、自宅療養を続けていたタレントの小堺一機(65)の長男でタレントの小堺翔太(34)が22日、自身のブログで回復したことを報告し、自身の症状について詳しく記した。

 翔太は5日にPCR検査で陽性反応が出たことを公表。この日、「自宅療養をしておりましたが、回復いたしました。まずは、ご迷惑とご心配をおかけした皆様に改めてお詫びを申し上げます。そして励ましや労わってくださるメッセージをいただいた皆様。これから書いていきますが、メンタルがやられていく中で、温かいお言葉に本当に支えていただきました。深く感謝を申し上げます。本当にありがとうございました」と回復の報告と感謝をつづった。

 翔太は発症から療養まで細かく説明。3日の夕方にラジオの生放送を終え、いつも以上に体のだるさを感じ、「もしかすると、これは…」と不安になり、4日に病院でPR検査を受け、翌5日に陽性の診断が出たという。「意外と冷静に」関係各所に連絡しつつ「もはや絶望感しかなく、しかも自分の体調もどんどん悪くなっていくので、大変でした…」と回顧。当初は37度後半から出ても8度に届くか届かないか程度だったものが7、8日の週には熱が急上昇、39度にもなった。その後は乱高下する状態に。そして、10日夜に37度台まで回復。11日には36度台まで下がったという。

 14日の保健所とのやり取りで、翌15日からの外出許可も出て「コロナとの戦いはようやく終了。最初の症状が出てから11日間。とにかく長かったです…」と振り返った。

 この11日間について「よくコロナに罹った方がおっしゃる『今までにない症状だった』というのが、まさにその通りで、例えば風邪をひいた時やインフルエンザになった時ならば、多少は動いたりして、最低限の生活ができるものですが、その余裕が全くありませんでした。とにかく体がダルい。トイレに行くにも一苦労。39度台の熱で体が熱いはずなのに寒気がしてきたり、寝なきゃいけないのに寝られない状況が続きました。なぜか夜になるにつれて熱が上がってしまうのには参りました。これで軽症か…と何度も思いましたし、常につけていたラジオから聞こえてくるニュースは心にグサグサとささりました。熱にうなされながら、夜に一人の部屋でこのまま治らないのかもしれないという恐怖を感じたりしました」と回顧。「しかし、この体の辛さもさることながら、メンタルをすり減らす事象がたくさんありまし」ともつづった。

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2021年8月23日のニュース