辻萬長さんに追悼の声続々 こまつ座「大きく心に穴」山西惇、新納慎也、八嶋智人も「演劇人生に拍手」

[ 2021年8月23日 16:22 ]

俳優の辻萬長さん
Photo By 提供写真

 俳優の辻萬長(つじ・かずなが)さんが18日、腎盂(じんう)がんのため死去した。77歳。佐賀県出身。葬儀・告別式は家族葬で執り行った。23日、所属事務所が発表した。今年7月、かねて腎盂がんを患っていたことを公表。治療に専念するため、出演予定だった来年のNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」を降板していた。

 辻さんは1962年、高校卒業後、劇団「俳優座」付属俳優養成所に14期生として入所。91年、井上ひさし氏主宰の劇団「こまつ座」に所属し、看板俳優として活躍。「雨」「紙屋町さくらホテル」「父と暮せば」など数々の井上作品に出演したほか、数々の舞台・ドラマ・映画を彩った。

 井上ひさし氏の三女で、こまつ座代表の井上麻矢氏は公式サイトで「長きにわたり、こまつ座に所属し、こまつ座作品を愛して演じてくださった辻萬長さんのご逝去にあたり、心からご冥福をお祈りいたしております。父亡き後もこまつ座を支えていただいたことを考えると、大きく心に穴が開いてしまったように感じます。不安で仕方がありませんが、演劇の素晴らしさを体現されていたことを見習って今後とも萬長さんの偉大な姿に近づけるように進んで参ります」と追悼。

 俳優の山西惇(58)は自身のツイッターで「大好きな萬長さんが逝ってしまわれました。こまつ座『人間合格』でご一緒してから、ずっと背中を追いかけてきました。まだまだ、たくさん教えてもらいたかった。先輩で唯一『惇!』と呼んでくれるあの声がもう聞けないなんて」としのんだ。

 「鎌倉殿の13人」出演者もショックを受けた。

 俳優の新納慎也(46)は「NHKの時代劇でご一緒させてもらい、大河ドラマ『鎌倉殿の13人』でまたそのお姿から多くを学びたいと思っていました。所属事務所にも同じ時期に入社し、この先も演劇のことを勉強させてもらいたかった。その演劇人生に拍手を送ります。ご冥福をお祈り致します」、俳優の八嶋智人(50)も「萬長さんが逝ってしまわれたなんて信じられない。お身体のことは心配していたけれど、信じられない。まだまだ観ていたかった。一緒にやりたかった。悔しいです。悲しいです。どうか、萬長さんを観ていた僕らの芝居の中で生きていてください。ご冥福をお祈り致します」とツイッターにつづった。

 ※「辻」は一点しんにょう。

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