いきもの・吉岡聖恵 3人でのラストライブの裏話明かす「歌を伝える人だから、泣きたくなかったんです」

[ 2021年7月1日 22:05 ]

熱唱するいきものがかりの吉岡聖恵
Photo By 提供写真

 男女3人組バンド「いきものがかり」の吉岡聖恵(37)が1日、FM大阪の冠番組「いきものがかり吉岡聖恵のうたいろRadio」に出演。バンド脱退を発表したギタリストの山下穂尊(38)への思いをつづった。

 バンドは6月11日、3人では最後となる全国ツアーの最終公演を、出身地の神奈川・横浜アリーナで終えた。番組ではツアー中の裏話を披露。吉岡は「ほっち(山下)がマジで晴れ晴れしてて。リーダー(水野)が曲中、私に口パクで『こいつ、いつもよりメッチャ歌ってんじゃねえか!』と伝えてくるぐらい。笑顔も多めでした」と明かした。

 吉岡はツアーの初日こそ目が潤んだというが、「全然、湿っぽくなかった。やっぱり泣きたくなかったんですよ!」とキッパリ。「アンコールでは少しぐらい泣いたっていいけど、いきものがかりは音楽を届けるグループだから、泣くボーカルじゃない。歌を伝える人だから私、という気持ちで…。ほっちが最後だからこそ歌を伝えたいという気持ちでした」と振り返って、歌い手としてのプライドと、グループへの思いをにじませた。

 最後は「ほっちが晴れ晴れしてたので、それが何よりのファンの人へのメッセージだと思って、晴れやかな顔を見れて、凄くハッピーな気持ちになりました」と笑みを浮かべつつ、2人になる“新・いきものがかり”に対しては「今まで以上に輝きたい」と抱負を語った。

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2021年7月1日のニュース