立川志らく “立川談志”を継がないワケ「ある程度名前が売れたら名前は何でもいいや」

[ 2021年7月1日 13:34 ]

落語家の立川志らく
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 落語家の立川志らく(57)が6月30日放送のテレビ朝日「太田伯山ウイカの『はなつまみ』」(後9・55)にゲスト出演し、「立川談志」を襲名しないワケを話した。

 東京における落語家の団体の1つ「落語立川流」に所属している志らく。その創設者で、師匠でもある7代目、立川談志さん(2011年死去、享年75)が亡くなって以降「立川談志」を継ぐ人は現れていない。

 講談師・神田伯山(38)に「継げばいいじゃないですか、談志を」と勧められると「継ぎたいという気持ちは、テレビ出る前まではあった」と告白。「談志になれば、志らくが談志になったことで(自身の名が)全国区になっていく。それで、師匠の名前が利用できる」と思ったといい「(その考えは)ものすごい自分の中でいろいろ否定はするんだけど、根底はそこなんです」と語った。
 
 しかし、その後テレビの出演が増えるようになり「ある程度名前が売れたら名前は何でもいいや、談志継がなくても別にいいや」と心境の変化があったという。再び伯山に「じゃあもう継がないんですね」と問われ「うん、談志継ぐことはない」と首を縦に振っていた。 

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2021年7月1日のニュース