山里亮太 クイズ賞金606万円の意外な使い道 独り占めのうわさに「ちょっと一石を投げてみた」

[ 2021年7月1日 12:42 ]

「南海キャンディーズ」の山里亮太
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 お笑いコンビ「南海キャンディーズ」の山里亮太(44)が6月30日深夜、パーソナリティーをつとめる務めるTBSラジオ「山里亮太の不毛な議論」(水曜深夜1・00)に出演し、29日放送のTBS系「クイズ!倍買」の裏話と、獲得した賞金606万円の使い道について語った。

 お笑いコンビ「バナナマン」がMCを務めるクイズ番組で、正解するごとに賞金が倍になるが、選択肢が1つずつ増えていくというシステム。山里は全問正解して大金を手にした。

 山里がクイズの予習に使ったのは、雑学や時事問題の資料などではなく、映画「スラムドッグ$ミリオネア」だったという。スラム街に住む少年が人気クイズ番組に出演、過酷な人生経験から問題のヒントを得て、クイズに正解していくという物語。山里も自身の過去の出来事から、次々と正解を導き出したという。

 「マクドナルドのポテトが揚がる音は」という選択問題では、NSC(吉本総合芸能学院)で同期だったお笑いタレントのネゴシックス(43)のある言動を回想。ネゴシックスが、「どんな音でも踊ってたら、モテるらしいぜ」と言いながら、そのメロディーでツイストを踊っていたことをを思い出し、「踊ってたな。俺たちのスラムよ、NSC」と勘を信じ、正解したという。

 最後の問題は「国内の店舗数が一番多いチェーン店は?」という10択問題。山里は、長崎への修学旅行で、牛丼チェーンの吉野家に入ったという自身のとがった思い出が頭によぎった。しかし、その後、ネゴシックスがから揚げ弁当を音を立てて食べていたり、ネタ合わせしていた場所の近くにあった弁当店を思い出し、「ほっともっと」と回答。超難問を見事に正解し、606万円を手にしていた。

 過去に両親にクルージング旅行をプレゼントしたところ、大喜びだったことから、山里は今回の賞金で両親にもう1度、旅行をプレゼント。収録後、母に「もう1度、行っておいで」と報告の電話をすると、母は「『天才って書いて亮太』って思ってたもん」と興奮気味にコメントしていたという。オンエアはされなかったものの、山里も「それは顔真っ赤になったよ。カメラを回してるディレクターさんが、一つも笑ってなかったね」と笑っていた。

 旅行をプレゼントしても、まだ手元にかなりの額が残っていたという。山里は「残りは全部、(社会奉仕活動の)子ども食堂でいろいろ頑張っている方々に、それはもう全部ドンと。もう、今日寄付してきたんだけどね」と、残り全額を寄付してきたことを報告。「ちまたで流れ始めた『山里が独り占めするんじゃねえか?』っていううわさに、ちょっと一石を投げてみた」と話した。また、キーパーソンになったネゴシックスには「お弁当をおごってあげようかな」と笑わせていた。

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2021年7月1日のニュース