「おかえりモネ」15年W杯“五郎丸ポーズ”登場!気象考証・斉田季実治氏「ラグビーに天気は極めて大事」

[ 2021年7月1日 08:15 ]

連続テレビ小説「おかえりモネ」。翔洋(浜野謙太・左)と川久保(でんでん)(第25話から)(C)NHK
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 女優の清原果耶(19)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「おかえりモネ」(月~土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)は1日、第34話が放送され、ラグビーの「五郎丸ポーズ」が登場した。

 <※以下、ネタバレ有>

 朝ドラ通算104作目。清原とタッグを組んだNHK「透明なゆりかご」やテレビ東京「きのう何食べた?」などで知られる安達奈緒子氏が手掛けるオリジナル作品。朝ドラ脚本初挑戦となった。タイトルにある「モネ」は主人公・永浦百音(ももね)の愛称。1995年に宮城県気仙沼市に生まれ、森の町・登米(とめ)で青春を送るヒロイン・百音が気象予報士の資格を取得し、上京。積み重ねた経験や身につけた技術を生かし、故郷の役に立ちたいと奮闘する姿を描く。

 第34話は、暴風雨から一夜明け、サヤカ(夏木マリ)は朝岡(西島秀俊)が気象情報を伝えるテレビ画面に見入る百音(清原)の様子に気がつく。未知(蒔田彩珠)の進路を心配していた耕治(内野聖陽)だったが、百音の助言も受けて未知に任せることに。ある日、森林組合の面々が前日のラグビーの試合結果で盛り上がる中、百音はその試合にも朝岡たちの会社が関わっていると知り、気象情報会社への興味が一層、募る…という展開。

 この試合が2015年ラグビーW杯イングランド大会で、日本が2度の優勝を誇る南アフリカに34―32で勝利した歴史的一戦。9月19日(日本時間20日未明)に行われた。W杯初出場だったFB五郎丸歩(29=当時)は1トライ2ゴール5ペナルティゴールと日本を大金星に導く大活躍。プレースキックの前のルーティン、両手を組んだ拝むようなポーズが話題となり、同年の「新語・流行語大賞」(「現代用語の基礎知識」選)トップテンに入った。

 森林組合の翔洋(浜野謙太)川久保(でんでん)らは興奮冷めやらず。川久保は「凄かったな。2点差、2点差。こいつな、こいつで勝ったな」と翔洋たちと「五郎丸ポーズ」。すると、森林組合に泊まっていた「Weather Experts」の内田(清水尋也)が「うちの会社、関わっているんですよ」。同僚の野坂(森田望智)によると、同社が気象情報の解析を担当。当日の天気を予測し、チームは先発メンバーや戦略を決めるという。そのパソコン画面には「2015/9/19」「イングランドの地図」などがあった。

 ドラマの気象考証を務めるNHK「ニュースウオッチ9」(月~金曜後9・00)の気象キャスター・斉田季実治氏(45)も「ラグビーは雨や風で戦術、メンバーも変えるので、天気は極めて大事。#おかえりモネ#スポーツ気象#元ラグビー部」とツイートした。

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