元吉本新喜劇 船場太郎さん81歳死去 91年に大阪市議当選

[ 2020年11月28日 05:30 ]

船場太郎さん
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 元吉本新喜劇人気座長で大阪市議も務めた船場太郎(せんば・たろう、本名・松原昌平=まつばら・しょうへい)さんが27日、亡くなった。81歳だった。大阪市会事務局によると、死去の連絡があり、遺族の意向で家族葬になるという。死因などは非公表。

 船場さんは大阪市出身で府立旭高卒業後、「和田弘とマヒナスターズ」などのバンドボーイを務めた。「マヒナ太郎」を名乗り喜劇界に入り、1965年に吉本新喜劇に入団。端正なルックスと、「せん、ばたろうです」などのギャグで人気を博し、座長も務めた。

 91年に吉本新喜劇を退団し、大阪市議選に出馬して当選。6期24年にわたり務めた。2019年には旭日小綬章を受章した。

 ▼池乃めだか 新喜劇の出番で一緒だった頃、よく船場兄さんが楽屋で「一緒に囲碁やろう」と声を掛けてくれました。当時囲碁を好んでする人が他にいなかったのでうれしかったこと、懐かしい思い出としてよく覚えています。こんな知らせを聞くのは寂しいです。ご冥福をお祈りしています。

 ▼間寛平 昨年の5月21日、木村進さんのお通夜で一緒になった時に「からだ気ぃつけてな!」と声を掛けてくださり、お元気なお顔を見られて安心していたのに、驚いています。吉本新喜劇では二枚目の役者で、自分が新喜劇に入った時は本当に可愛がってくれはりました。もうお会いできないと思うと凄く残念です。

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2020年11月28日のニュース