ベネチア国際で銀獅子賞 映画「スパイの妻」黒沢清監督「全員の力で結集した結果」

[ 2020年10月8日 05:30 ]

 第77回ベネチア国際映画祭で銀獅子賞(監督賞)を受賞した「スパイの妻」(16日公開)の黒沢清監督(65)、出演の蒼井優(35)、高橋一生(39)が7日、オンラインでのトークショーを行い、銀色に輝くトロフィーをお披露目した。

 トロフィーは今月初めに日本に到着。黒沢監督は5日に初めて見て「映画の歴史に名を刻んだという実感が湧いた」と笑顔。その上で「僕1人で獲ったものではなく全員の力で結集した結果」と強調した。

 この日が“初対面”だった蒼井は「こんなに近くで見られるなんて。手に触れられる距離にあるのに、全く触ろうと思わないです」と感激の面持ち。高橋も「画面の向こうにあるものと思っていたので現実感がない。ただ、非常にツルッツルで滑らかなんでしょうね」と喜んだ。

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2020年10月8日のニュース