デーブ・スペクター氏 菅首相の英文ツイートは「問題ない」けど「オチがない」

[ 2020年10月8日 14:44 ]

デーブ・スペクター氏
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 放送プロデューサーのデーブ・スペクター氏が8日、フジテレビ系「バイキングMORE」(月~金曜後0・55)にコメントを寄せ、菅義偉首相(71)が新型コロナウイルスに感染したトランプ米大統領へ向けた公式ツイッターの英文つぶやきを解説した。

 菅首相は3日、トランプ大統領とメラニア夫人の感染発表を受け、英文でお見舞いのツイートをしていた。これに対し党内からは、英語のレベルが低すぎるといった不評が寄せられていた。「I was very warried(私はとても心配していた)」という文章には、「なぜ過去形なのか」、「『今は心配していない』という意味に受け取られる」という声も上がっているという。

 これについてデーブ氏は「ツイートを見て英語的にまったく問題ないですね。間違いも1つもない」と、菅首相を擁護した。「僕も英検3級だから信じてもらえると思うんですけど、何でそこまで騒がれているのか分からない」と、ジョークをまじえつつ語った。

 「I was-」の部分についても「皆さんが騒いでいるほど間違いとか、レベルが低いとかではない」と解説。ただ1カ所、メラニア夫人を「Madam First Lady」と表現したことについては「アメリカ国内ではマダムは使わない」と説明した。

 菅首相は日本語でも同じ内容をつぶやいており、「親愛なるトランプ大統領へ、貴大統領とメラニア夫人がコロナに感染したとのツイートを見て心配しましたが、お二人が速やかにコロナを克服し、日常を取り戻すことを祈っています」としている。要点を短くまとめた文章だが、ジョーク大好きなデーブ氏は「まったくオチがないというか、ユーモアがない」と指摘。「最後は『近いうちにパンケーキ食べたいですね』とか『一緒にパンケーキを食べましょう』と言ってもいいと思うんですけどね」と“ジョーク指南”をしていた。

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2020年10月8日のニュース