宮根誠司 池袋暴走、無罪主張の89歳被告「車に異常」に「正直びっくりいたしました」

[ 2020年10月8日 17:05 ]

宮根誠司アナ
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 フリーアナウンサーの宮根誠司(57)が8日、MCを務める日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」(月~金曜後1・55)に出演。東京・池袋で昨年4月、乗用車が暴走して通行人を次々とはね、母子が死亡した事故で、自動車運転処罰法違反(過失致死傷)の罪に問われた旧通産省工業技術院の元院長の被告(89)が8日に東京地裁で行われた初公判で、起訴内容を否認し、無罪を主張したことについてコメントした。

 被告は「心からおわび申し上げます」と謝罪した上で「アクセルペダルを踏み続けたことはないと記憶している。車に何らかの異常が発生し、暴走した」と述べた。弁護側は被告に過失はないとした。亡くなった母子の遺族の男性(34)は閉廷後に記者会見し「車の不具合を主張するなら謝ってほしくなかった。2人の命と遺族の無念に向き合っているとは思えなかった」と話した。

 宮根は「やっと初公判が始まって真実がこれから明らかになっていくわけで、我々はその裁判をある意味冷静に見守らなくてはいけないんですけど冷静になるのはなかなか難しい」とした上で「無罪主張っていうのは私も正直びっくりいたしました」と言い、「裁判なので、これから有罪か無罪か分かるんですけど、あまりにもつらすぎます」と話した。さらに「無罪か有罪かは裁判で決まるんですけど、被告にもうちょっと本当に謝ってもらいたいなって思います」と自らの考えを述べた。

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2020年10月8日のニュース