東国原英夫 池袋暴走、無罪主張に「車が悪いんだ、みたいなものの言い方に違和感」

[ 2020年10月8日 14:51 ]

東国原英夫
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 元宮崎県知事で衆院議員も務めたタレントの東国原英夫(63)が8日、TBS系情報番組「ゴゴスマ~GOGO!Smile!~」(月~金曜後1・55)に出演。東京・池袋で昨年4月、乗用車が暴走して通行人を次々とはね、母子が死亡した事故で、自動車運転処罰法違反(過失致死傷)の罪に問われた旧通産省工業技術院の元院長の被告(89)が8日に東京地裁で行われた初公判で、起訴内容を否認し、無罪を主張したことについてコメントした。

 被告は「心からおわび申し上げます」と謝罪した上で「アクセルペダルを踏み続けたことはないと記憶している。車に何らかの異常が発生し、暴走した」と述べた。弁護側は被告に過失はないとした。亡くなった母子の遺族の男性(34)は閉廷後に記者会見し「車の不具合を主張するなら謝ってほしくなかった。2人の命と遺族の無念に向き合っているとは思えなかった」と話した。

 東国原は「弁護士の助言で供述を変えているのでは。記憶はあいまいだったんでしょうけど、最初の証言の記憶の方が正確なんじゃないかなと思ったりもする」と自身の考えを述べ、「被告がメーカーさんにもうちょっと改善していただいてっていうことを客観的に、車が悪いんだみたいな、私がひき殺したのは車が悪いんだ、みたいなものの言い方に違和感があった」と話した。

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