「IQプロジェクト」 歌で元気や笑顔を届けたい 41人がメッセージを込めた楽曲が完成

[ 2020年6月18日 13:37 ]

元LinQ1期生の桜愛美
Photo By 提供写真

 LinQなどが所属する株式会社ジョブネットは、エンターテインメント活動を通して自己の可能性を九州から全国へと発信していく「IQプロジェクト」を展開している。新型コロナウイルス感染拡大で世界中の人々が苦しむ中、ジョブネット所属のグループが団結し、計41人がメッセージを込めた楽曲「ひとつの空」が完成。作曲した元LinQ1期生の桜愛美(24)に思いを聞いた。

 新型コロナウイルスの影響で、LinQがほぼ毎週末に開催していたライブは休止になった。毎日のように取り組んでいたダンスや歌のレッスンもできない。もどかしい状況の中、先月6日、「IQプロジェクトMEETING」と題し、ウェブ会議システム「Zoom」を使い、LinQ、トキヲイキル、HelloYouth(ハローユース)などのグループが集まって動画配信が行われた。そこでLinQのリーダー・吉川千愛を中心に「IQプロジェクトで一つになり、歌で元気や笑顔を届けたい」とまとまった。

 さまざまな案の中から、元LinQ1期生でシンガーソングライターとして活躍する桜がかつて制作した「ひまわり」という楽曲をベースにメンバーが作詞する形になった。「絆」「仲間」「再会」をテーマに歌詞の断片は生まれていき、桜やこちらもLinQの元メンバーである一ノ瀬みく(33)、深瀬智聖(33)、天野なつ(26)がまとめた。桜はこれまで60曲ほどを作曲していたが、「自分で作るのとみんなに意見をもらって作るのは、こんなに違うんだと改めて思いました。みんなの意見をまとめて入れるのは本当に難しかったです」と振り返った。

 IQプロジェクトとしての楽曲制作は今回が初めて。タイトルは全メンバーが1つずつ提案し、4つに絞ってファンにSNSでアンケートを取った。寄せられた投票の結果「ひとつの空」に決定。桜は「自分で作った曲を使ってもらえるのは凄いありがたいなと思います。いろんな人に知って、歌ってもらえたらと凄く思います」と楽しみにしている。

 きょう18日からIQプロジェクトのホームページで「ひとつの空」を無料ダウンロードできる。MV(ミュージックビデオ)も制作中。完成次第、動画配信を予定している。

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2020年6月18日のニュース