古市憲寿氏 河井夫妻の買収疑惑に「ずっとやってきたんだろうなってやり方」

[ 2020年6月18日 09:31 ]

フジテレビ社屋
Photo By スポニチ

 社会学者の古市憲寿氏(35)が18日、フジテレビ「とくダネ」(月~金曜前8・00)に出演。河井案里参院議員(46)=広島選挙区=が初当選した昨年7月の参院選を巡り、夫の前法相克行衆院議員(57)=広島3区=と案里氏が地元議員らに現金を配った疑惑で、検察当局の事情聴取を受けた議員ら約100人の大半が現金の受け取りを認めていることについてコメントした。

 夫妻は自民党に離党届を提出し、党は17日、受理した。夫妻はこれまでの任意聴取で買収行為を否定しており、党側には議員辞職しない意向を伝えている。克行氏は17日の衆院本会議終了後、国会内で報道陣に「皆さまにご迷惑を掛け、深くおわび申し上げます」と述べた上で「良心に照らして、やましい政治行動、法にもとるような政治活動を行ってきたことはない」と強調。案里氏は参院本会議後、「弁護士から(コメントするのを)止められています。申し訳ありません」とだけ述べた。

 古市氏は「やり方が急に思いついたっていうよりも、ずっとやってきたんだろうなってやり方じゃないですか。これがもし本当だとしたならば」と自らの見解を述べ、「こういう選挙中にお金がバラまかれることっていうのは、たまたま今回発覚しただけなのか。それとも結構日常的に行われているのか、どんな感じなんですかねえ」と話した。

続きを表示

2020年6月18日のニュース