8月上演の舞台「リア王&マクベス2020」公演中止を発表「絶対に安全とは申し上げられない」

[ 2020年6月18日 14:53 ]

俳優の横内正
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 俳優の横内正(78)が主演、上演台本、演出を手掛ける舞台「リア王&マクベス2020」(東京・三越劇場)の全公演を中止すると18日、主催者が発表した。

 2016年から「横内正75歳からの挑戦」と題し、毎年上演していた同作は今年も8月21~26日まで上演を予定していたが、中止することとなった。横内のほか、池上季実子、下條アトム、佐戸井けん太などが出演予定だった。

 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、「何とか公演が実現できないか」と思案してきたというが、「45名の出演者、現場で動くスタッフを入れますと約70名強、1公演観客が半数の中、総勢最低284名~300名以上11回公演では延べ3300以上の方がロビーを流動することになります」と分析。「絶対に安全とは、全く申し上げられないのが事実」という現状を鑑み「中止をするという判断に致しました」と記した。

 今後は横内にとって、傘寿を迎えての公演となる、来年8月の公演を実現すべく、準備をしていくという。

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2020年6月18日のニュース