古市憲寿氏 河井夫妻を巡る公選法違反事件に「検察の威信を回復するっていうのが根っこにある」

[ 2020年6月18日 09:17 ]

フジテレビ社屋
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 社会学者の古市憲寿氏(35)が18日、フジテレビ「とくダネ」(月~金曜前8・00)に出演。自民党を離党した河井克行前法相と案里参院議員を巡る公選法違反事件について言及した。

 夫妻は昨年7月の参院選前、100人前後に計2000万円を超える現金を渡した疑いがあるとされる。検察当局は18日にも夫妻から事情聴取する方針。これまでの任意聴取に対し、夫妻は買収の事実を否定し、党側には議員辞職しない意向を伝えている。自民党本部は参院選公示前、案里氏の陣営に計1億5000万円を送金しており、買収に使われた疑いも浮上している。

 古市氏は「昭和の頃ってロッキード事件とかリクルート事件とか、ものすごい規模が大きかったじゃないですか。比べると、令和の政治事件ってなんて規模が小さくてみみっちいんだろうなって思っちゃう」と指摘。その上で「ただ検察の威信を回復するっていうのが根っこにあると思っていて、経済界でゴーン被告が逮捕され、各界で文部科学省の汚職事件とかがあって、それでいよいよ政界にいって夫妻の疑惑だと思うんですけど、だからなんか…とはいえ本当に大事件なのかなって頭捻っちゃいますね」と自身の見解を述べた。

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2020年6月18日のニュース