【来週のエール】第8週 夫のイラ立ちに音は書き置きを残し豊橋へ…裕一、早大の応援歌も書けず

[ 2020年5月16日 13:00 ]

連続テレビ小説「エール」第8週は「紺碧(ぺき)の空」。早稲田大学応援部団長・田中(三浦貴大・中央左)に作曲を依頼される裕一(窪田正孝・中央右)(C)NHK
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 俳優の窪田正孝(31)が主演を務めるNHK連続テレビ小説「エール」(月~土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)は18日から第8週に入る。

 朝ドラ通算102作目。男性主演は2014年後期「マッサン」の玉山鉄二(40)以来、約6年ぶりとなる。モデルは全国高等学校野球選手権大会の歌「栄冠は君に輝く」などで知られ、昭和の音楽史を代表する作曲家・古関裕而(こせき・ゆうじ)氏(1909~1989)と、妻で歌手としても活躍した金子(きんこ)氏。昭和という激動の時代を舞台に、人々の心に寄り添う曲の数々を生み出した作曲家・古山裕一(窪田)と妻・関内音(二階堂ふみ)の夫婦愛を描く。

 主題歌は福島県で結成され、「キセキ」「愛唄」などの数々のヒット曲で知られる“覆面”男性4人組ボーカルグループ「GReeeeN」が初担当。「星影のエール」を書き下ろした。語りはアニメ「遊☆戯☆王デュエルモンスターズ」「テニスの王子様」「ゴールデンカムイ」などで知られる声優の津田健次郎(48)。朝ドラのナレーションは初挑戦となる。

 連続テレビ小説は月~土曜の週6日放送してきたが、制作に時間のかかる4K撮影や働き方改革のため、「エール」から土曜の放送をなくし、週5日に短縮された。

 第8週は「紺碧(ぺき)の空」(5月18~22日)。

 幼なじみ・久志(山崎育三郎)の入れ知恵により、古山家に早稲田大学の応援部の団員たちが押し掛ける。野球で慶応大学に勝つための新しい応援歌の作曲をしてほしいという依頼だった。裕一(窪田)は引き受けたものの、なかなか曲が書けず、周りの人間にあれこれ言われてイラ立つ。音(二階堂)は書き置きを残して豊橋に帰ってしまう。早慶戦の試合が迫る中、音は裕一が作曲するためのヒントを求め、団長・田中隆(三浦貴大)を訪ねる。

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