上方落語協会、主催公演中止で生配信スタート「ひとつええのは、スベらへん」

[ 2020年3月16日 17:26 ]

期間限定の繁盛亭チャンネルライブにガッツポーズでやる気を見せる(左から)笑福亭仁智、桂文也
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 上方落語協会会長の笑福亭仁智(67)と桂文也(68)が16日、落語の定席「天満天神繁昌亭」(大阪市北区)で始まった動画配信「期間限定!繁昌亭チャンネルライブ配信」に出演した。

 同配信は新型コロナウイルス感染症の拡大防止対策として、昼席など協会主催公演を中止していることへの対策としてスタート。29日まで午後2時から1時間、プログラムを替えて生配信する。若手落語家の稽古風景や、学校休校中である落語家親子の過ごし方、同協会の“宴会部長”こと桂文福(66)一座の余興など、落語以外の“お楽しみコンテンツ”も予定されているという。

 「無観客ライブの配信」となるが、仁智は「ひとつええのは、スベらへん。稽古の気分プラス、見てる人は笑ってくれてるんちゃうか?と思える。違う面白さがあんねん。ピンチがチャンスにつながる可能性があるから」と超前向きにとらえていた。

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2020年3月16日のニュース