玉川徹氏 首相会見に「もうちょっと具体的な話が…」「大阪府の施策っていうのは非常に有効」

[ 2020年3月16日 09:26 ]

テレビ朝日の社屋
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 テレビ朝日の玉川徹氏が16日、同局「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜前8・00)に出演。安倍晋三首相が14日夕に新型コロナウイルスの感染対策について記者会見を開いたことに言及した。

 首相は、改正新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づく緊急事態宣言は「現時点で宣言する状況でない」と強調。同時に「必要であれば法律上の措置を講じる」と語った。延期論が出ている東京五輪・パラリンピックに関し「感染拡大を乗り越えて無事、予定通り開催したい」と表明した。株価暴落を踏まえた緊急経済対策は「思い切った措置を講じる」としたものの、具体案は示さなかった。

 玉川氏は「もうちょっと具体的な話があるのかなっていうのが印象」と言い、「やらなければいけないことっていうのは、もう決まっていて、まず一つは医療崩壊を起こさないこと。これは一番大事なこと」と指摘。そして「PCR検査をした方がいいとか、しない方がいいとか、そんな話は終わった話だと僕は思っています。もう医療崩壊を起こさないっていうのは、それだけで一つの独立した問題ですので、それを徹底してやると。大阪府の施策っていうのは非常に有効だということ」と、重症度に応じて患者の受け入れ病院を調整する組織を設置した大阪府について触れた。

 また「経済で言えば、実体経済が冷え込んでいくっていうのは避けられない部分でしょうね。そこに対する手当って部分が必要だっていう一方で、金融システムを守らなければいけないっていうふうな問題も同時にあって、金融システムがただでさえ債権の世界においてバブルだったってふうに今みなされている。これをきっかけにして債権のバブルが崩壊するってことになれば金融危機になっちゃうんですね。そこをどういうふうにして国際協調の中で守っていかないといけないっていうその3点かなって思っています」と話した。 

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