坂上忍 首相の“打ち切り会見”に「見せ方の問題…もうちょっとやりようがあったんじゃ」

[ 2020年3月16日 13:09 ]

俳優の坂上忍
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 俳優の坂上忍(52)が16日、フジテレビ系「バイキング」(月~金曜前11・55)に出演。安倍晋三首相が14日夕に新型コロナウイルスの感染対策について記者会見を開いたことに言及した。

 首相は、改正新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づく緊急事態宣言は「現時点で宣言する状況でない」と強調。同時に「必要であれば法律上の措置を講じる」と語った。延期論が出ている東京五輪・パラリンピックに関し「感染拡大を乗り越えて無事、予定通り開催したい」と表明した。株価暴落を踏まえた緊急経済対策は「思い切った措置を講じる」としたものの、具体案は示さなかった。

 坂上は、2月29日の会見に比べて質問に答えたものの、今回も質疑を打ち切ったことに「2回目にもかかわらず、また打ち切ろうとした、安倍総理も“まあいいんじゃないの”とか言って、この国難の時にどこを向いてあなた方はそこに存在してらっしゃるのかって思ってる方は結構いそうな気がする」と話した。

 そして「別に揚げ足取るわけではなくて、“(会見を続けても)まあいいんじゃないの”とかね、司会の報道官が打ち切ろうとした時に、裏では“切っといてくれよ、今回も”って言っていたとしても、そういう時に記者さんたちのリアクションっていうのは分かんないわけだ」とし、「記者さんたちが思いのほかバッときて、その時に“何言ってんだ”と。“そういうのやめろ”と。“全部受けますから”とか言っときながらも端的にバンバン答えていって、答えられないことは答えないで“ハイ、どうもありがとうございました”って言った方がよっぽど潔くて分かりやすい。見せ方の問題っていうかね、そこがちょっと…僕ら見せ方がお仕事じゃないですか。もうちょっとやりようがあったんじゃないか」と話した。

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2020年3月16日のニュース