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ポニーリーグ

月刊ポニーリーグ11月号 京都 結束V来春の選抜出場当確 選抜関西地区予選

[ 2020年11月27日 18:30 ]

<兵庫神戸・京都> 9回タイブレークの末、兵庫神戸に勝利した京都ナイン (撮影・平嶋 理子)                                                       
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 第5回全日本選抜中学硬式野球大会関西地区予選が11月7~15日まで太陽が丘球場などで開催された。9月の全日本選手権大会で8強入りした京都が兵庫神戸との決勝戦を制し優勝。来春3月に沖縄で開催される全国大会への出場を当確させた。

 主将として、主砲として、打たない訳にはいかなかった。兵庫神戸との決勝戦は、延長に突入する大熱戦。9回のタイブレークは無死満塁から始まる継続打順で、先頭打者になったのは4番・竹中清真捕手だった。その初球。中学生とは思えない滞空時間の長い中堅への大飛球(落球したため結果は中ゴロ)で三塁走者が生還し、決勝点をもぎ取った。

 「とらえきれませんでしたが…。(劣勢でも)誰も諦めていなかったから、勝てたと思います」

 全国8強の旧チームから不動の4番を務め、公式戦通算4本塁打。関西地区では屈指のスラッガーで、左打席から放たれる強烈な打球に強豪私学の関係者も注目する。2年生ながら1メートル75、78キロという堂々たる体格。学業面でも成績優秀だという。

 竹中が強打の中心とはいえ、チーム全体の粘り強さも目を見張るものがある。2点劣勢の7回1死一塁で、竹中は左飛。土俵際まで追い込まれたが、フルカウントからの四球と連続タイムリーで試合を振り出しに戻した。守っても延長8回1死一、三塁を、3番手・今村有希が零封。サヨナラのピンチを脱したことが、9回の勝ち越しにつながった。

 「選手は力以上のものを発揮してくれた。(7回に)竹中が凡退した後も、後続がよくつないでくれた。竹中、エースの明石が中心ではありますが、その他の選手もヒケを取らない。強い気持ちを持った選手が多いので」

 山本征司監督は試合後、ナインを誇らしげに見つめた。出場に当確ランプをともした来春選抜。竹中は「一つになって同じ方向を向けるようやっていきます」と結んだ。

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