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福岡小郡が優勝 エース林を中心に、4戦でわずか1失点の堅守光る  日本選手権大会九州地区予選

[ 2023年5月31日 06:00 ]

優勝を決め喜ぶ福岡小郡の選手たち
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 第49回全日本選手権大会九州地区予選(4月23日~5月5日)は福岡小郡が4試合をわずか1失点に封じ、優勝した。

 激戦の九州予選を制したのは、福岡小郡だった。4試合でわずか1失点。矢田裕司監督は、奮闘したナインを褒め称えた。

 「林を中心に守りから、うまく攻撃へとつなげることができたと思います」

 林悠大がエースの役割を存分に果たした。初戦の柳川ボーイズ戦を6回1失点。準決勝・佐賀ビクトリー戦も4回2安打無失点に封じると、今春の選抜大会を制した筑後リバーズとの決勝戦も、6回1安打零封し、チームを優勝へと導いた。

 厳しい冬を過ごした成果だった。4人の投手陣は全体練習がオフとなる月曜日と金曜日に、15キロのランニングを敢行。大雨の日以外は一日も休まず、下半身強化につなげた。救援でフル回転した柳瀨統揮もその一人。3試合5回1/3を3安打無失点で切り抜けた。

 「2年前は準優勝でした。3年生は8人が投手をできるので連戦にも不安はありません。何とか勝ちたいと思います」

 指揮官、選手とも、目指すは全国制覇のみだ。

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