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ポニーリーグ

奈良ポニーFOD 全国大会出場へ前進。一丸野球で接戦制した

[ 2020年8月17日 00:30 ]

先発して6回1/3を3失点に封じた奈良ポニーの中谷(右)とリリーフして好投した藤本
Photo By スポニチ

 【ポニーリーグ・グランドチャンピオンシップトーナメント関西地区予選第4日 奈良4―3兵庫神戸 2020年8月16日 兵庫神戸グラウンド】

 今季から新加盟した奈良(FOD=フィールド・オブ・ドリームズ)が9月開催予定の本大会出場に大きく前進した。強豪・兵庫神戸に先制されながら、逆転勝ち。立役者は先発して6回1/3を3失点に封じた2年生左腕・中谷幸太だった。

 「打たせて取るピッチングができました。試合を重ねるごとにみんなが成長していて、野手が本当によく守ってくれました」

 初回こそ2四球などで先制を許したが、2回以降はストライク先行の投球でチームのリズムを作り上げた。与えた四球は、その二つのみ。85球の球数制限があるため7回完投こそならなかったが、83球で19個のアウトを奪った。

 中谷にとっては、リベンジの一戦でもあった。前回7月23日の対戦では2回途中4失点で降板。序盤から劣勢を強いられたチームは2―16の5回コールド負けを喫していた。それからわずか3週間。今度はチームに千金の、リーグ戦初白星をもたらした。

 「中谷も頑張っていたし絶対に抑えて勝つつもりでした」

 3年生右腕の藤本大輔も意地を見せた。7回1死走者なしから2番手として登板。2番からの上位打線だったが、全球ストレートの真っ向勝負で後続をニゴロ、中飛に封じた。

 全員でつかんだ勝利だった。10日の愛知稲沢戦では5回コールドで完敗。だが、13人の選手たちはうつむことなく、勝利に対する思いをこれまで以上に強くした。LINEを用いて選手同士で積極的に意見交換。13日に行われた自主練習にも大半が参加し、自らの課題を探し求めた。堀泰人監督は言う。

 「選手一人一人から“勝ちたい”“練習をしたい”という思いが芽生えてきた。実力は兵庫神戸さんの方が上だったと思いますが、自分たちで勝ちを呼び込めるような取り組み、雰囲気を出せるようになったのだと思います」

 22日に予定されている堺・京都連合戦に勝利すれば、全国大会出場が決まる。「しっかり勝ちきれるように頑張ります」。副主将でもある藤本は気を引き締めた。

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