西武 源田が右手小指の骨折から復帰後初の決勝打 2回に決勝の右前打を放ち「絶対に打ってやろうと」

[ 2023年6月9日 22:59 ]

交流戦   西武2―1ヤクルト ( 2023年6月9日    ベルーナD )

<西・ヤ>2回、適時打を放つ源田(撮影・西尾 大助)
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 帰って来た主将が、復帰後初の決勝打をマークした。

 西武・源田が2回に勝ち越しの一打を放った。長谷川のソロ本塁打で1―1に追いつき、なお2死二塁。ピーターズのスライダーを捉えて勝ち越しの右前適時打。

 頼れる主将は三塁ベンチに向かって右手を掲げ「とにかく、絶対打ってやろうという気持ちでいった。早い回で逆転できて良かった」と喜んだ。

 その右手こそが苦難を証明していた。3月のWBCで右手小指を骨折。それでも志願して準々決勝のイタリア戦から強行出場。侍ジャパンの世界一に大きく貢献した。

 チームでは1軍復帰まで時間がかかったが、その存在感は絶大だ。

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