プロ初先発の阪神ドラ6・富田は3回5安打3失点で降板 日本ハム打線に粘られ3回までに80球要す

[ 2023年6月9日 19:30 ]

交流戦   阪神―日本ハム ( 2023年6月9日    エスコンF )

<日・神>3回、1点を追加され、汗をぬぐってベンチに戻る富田(撮影・北條 貴史)
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 プロ8度目の登板で初先発となった阪神ドラフト6位・富田蓮投手(21)が、9日の日本ハム戦に先発し、3回5安打3失点で降板し、2勝目はお預けとなった。

 初回は無失点も、2回に松本、マルティネスの安打に左翼・島田の失策が絡んで無死二、三塁のピンチ。野村を遊ゴロ、奈良間を空振り三振に仕留めて2死までこぎつけるも、9番・伏見に先制の2点左前適時打を浴びた。

 3回には2死一塁から松本に12球目を見極められて四球を与え、続くマルティネスに右翼戦への適時二塁打を許して3点目を献上した。日本ハム打線の粘りもあり、3回までに投球数は80球に到達。5安打3失点(自責2)で降板となり、4回からは西純がマウンドに上がった。

 富田は4月1日のDeNA戦で、今季12球団新人最速のプロ初勝利を挙げた期待の左腕。その後、チーム事情から先発に転向し、2軍で調整。この日から昇格したばかりだった。

 ◇富田 蓮(とみだ・れん)2001年(平13)9月6日生まれ、岐阜県出身の21歳。大垣商では甲子園出場なし。三菱自動車岡崎では22年の都市対抗に補強選手で出場。同年U―23W杯では最優秀投手賞&ベストナイン(先発投手部門)で優勝に貢献。22年ドラフト6位で阪神入団。1メートル74、78キロ。左投げ左打ち。

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