大谷翔平 2回に中前打、5試合連続安打マーク!鈴木誠也と“同級生対決”第3R 「2番・DH」出場

[ 2023年6月9日 11:17 ]

インターリーグ   エンゼルス―カブス ( 2023年6月8日    アナハイム )

<エンゼルス・カブス>2回、安打を放つ大谷(撮影・会津 智海)
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 エンゼルスの大谷翔平投手(28)が8日(日本時間9日)、本拠地アナハイムでのカブス戦に「2番・DH」で先発出場。2回の第2打席に5試合連続安打となる中前打を放った。

 初回無死二塁の第1打席は、2ボール2ストライクからカ軍の先発左腕スマイリーの外角カーブに空振り三振だったが、2回2死一塁の第2打席でカーブを引き付けて叩いて中前打。打球速度92・2マイル(約148・4キロ)で、3日(同4日)のアストロズ戦から続く連続試合安打を5に伸ばした。3連戦の初戦、第2戦に続く安打で、2012年のドラフトでプロ入りした同学年同士で、今年カブス入りした鈴木誠也外野手(28)に“メジャー先輩”の貫禄を見せた格好となった。

 1点リードの4回1死一、二塁の第3打席は外角カーブにタイミングが合わず三飛、6回2死一、二塁の第4打席は二ゴロ、8回2死一塁の第5打席は右腕アルゾレイと対戦し空振り三振だった。

 試合前には、あす9日(同10日)のマリナーズ戦先発に向けブルペンで投球練習を行った。40球を投げ、入念にチェックしたのがスプリット。ボールの軌道とデータを1球1球画像で確認し、両コーナーに丁寧に投げる姿が目立った。前回登板となったアストロズ戦では6回を5失点で2敗目(5勝)。多投するスイーパーを狙い打たれ本塁打も許すなど配球の見直しもテーマとなっている。

 前日7日(同8日)のカブス戦は「2番・DH」で先発出場し、初回に中堅右に二塁打、5回には四球で出塁し二盗、三盗など足でも魅せてチームの3連勝に貢献。日本人メジャー通算1000盗塁も決め、4打数1安打1四球、2盗塁で、通算の打撃成績は、61試合で236打数65安打、16本塁打、42打点、打率・275、9盗塁、投手成績は12試合で5勝2敗、防御率3・30となっていた。

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