原監督が期待の20歳に苦言「秋広はホームランもヒットもバントも今はまだやらなきゃいけませんね」

[ 2023年6月9日 21:38 ]

交流戦   巨人1―5ソフトバンク ( 2023年6月9日    ペイペイD )

<ソ・巨>ソフトバンクに敗れベンチを後にする原監督(右)(撮影・岡田 丈靖)
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 セ・リーグ4位の巨人は交流戦同率首位対決となったソフトバンク戦(ペイペイD)に敗れ、6カード連続初戦黒星。28勝29敗で借金生活に逆戻りした。

 先発左腕・横川が2回、8番・甲斐に左中間のラッキーゾーンへ飛び込む4号3ランを浴び、これが決勝点。打線は初回に坂本、梶谷の連打で無死一、二塁の先制機を築いたが、秋広が2球連続バント失敗のあとでヒッティングに切り替え併殺打。岡本和は3球三振に倒れて絶好の先制機を逃すと、結局、得点は岡本和が4回に放った両リーグ単独トップ独走の14号ソロによる1点だけだった。

 試合後、原辰徳監督(64)との一問一答は以下の通り。

 ――横川。

 「まだできるでしょう。もう少し、コントロールも良かったって言っちゃいけないけどね。まだできると思いますけどね。もう少しできるピッチャーだと思いますね」

 ――ビーディ。

 「0点に抑えたというところで、また次につながるんではないでしょうか」

 ――打つ方。

 「チャンスらしいチャンスがなかなか、なかったですね」

 ――岸田が今季初のスタメンマスク。

 「チームの最善策の中で、そういう形を取った。岸田もだいぶできるようになってきた」

 ――秋広のバント失敗。

 「秋広はホームランもヒットもバントも今はまだやらなきゃいけませんね」

 ――カード初戦落として波に乗れない。

 「結果としてそうなってますけどね。また明日、切り替えて戦うということですね」

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