日本ハム・清水、ミット外した隙に“走者一掃”許した　新庄監督あきれ顔「緊張感欠けている」

交流戦   日本ハム2―7広島 （ 2023年6月8日    エスコンF ）

＜日・広＞5回、悪送球の間に生還した一塁走者の矢野（撮影・高橋　茂夫）
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　タイムがかかるまではプレーを続ける。少年野球でも鉄則だ。日本ハムの捕手・清水は、その基本を怠った。新庄監督が「緊張感というか、そういうところが欠けているような感じが見えましたね」とあきれたのは1―1の5回2死満塁でのプレーだった。

　野間が右前打。万波が本塁送球し際どいタイミングも、清水が後逸して2人目の走者が生還した。直後、清水はインプレーにもかかわらず、三塁方向に背を向けて落胆し、ミットを手から外した。一塁走者で三塁に達していた矢野が隙を見逃さず、一気に本塁へ。バックアップした上沢の送球に、清水は慌ててミットをはめたが、タッチする際に再びボールをこぼし痛恨の“走者一掃”だ。

　「自分の100％ミス。タイムがかかるまでやらないと」と猛省した清水。好守を連発した広島に3連敗した指揮官は「守りの野球の大切さが分かった」と言った。（清藤　駿太）

　▼日本ハム・加藤豪（デビューからの連続試合安打が10で止まり）いつかはこの日が来ると思っていたが、3連敗といっぺんに来た。切り替えないといけない。